2014年12月24日

ソースコード解析ツールという崩壊したソフト開発の延命ツール

コード解析ツールという分野のツールがある。例えば、Doxygenとか。

コードを解析して、関数の呼び出し関係等の情報を出力する。

最近、うちの職場も使おうかという話になっている。
例えば、コード変更するときの、影響範囲分析に使用する。

困った時にソースコードの情報がわかって便利と思うだろうけど、
コード解析ツールはよくないんじゃないか、と思う。

コード解析ツールは、ソースコードを書いた人がいなくなったり、忘れたり、もともと外注のソースコードでもともと意味がわかっていない、ときに使う。

ソースコードの意味がわかっていたら、コード解析ツールは不要だ。

だから、コード解析ツールを使うってことは、よくわからないソースコードが存在する、ってことを意味する。

状況はすでに悪い。

コード解析ツールを使っている時点で、改造時にバグを作りこむ可能性はかなり高い状況にある。
コード解析ツールは、コードの意味は取り出さない。
コードの意味は失われたままだ。
コード解析ツールでできるのは、呼び出し関係など、ソースコードから人間でも読み取れる情報を整理して、出力するだけだ。
コードのある情報の把握は早くなるだろう。しかし、人間がわからない情報がわかるわけではない。

コード解析ツールを使っている職場では、よくわからないソースコードに手に入れる作業が続き、疲弊するだろう。

自分の職場もそうです。ソースコードは外注が作り、もはやソースコードが分かる人がいない。

そういった状況で、しかも、設計書もろくにない。どんなアーキテクチャになっているか、調べるだけで、高級な外注を数ヶ月も使ってしまった。

うちの職場厳しいな。ソースコードを大切にしていない。というか、ソースコードと人間の関係を大切にしていない、というべきか。

ソースコード解析ツールは、ソースコードがわかなくなって疲弊した職場の、苦肉の策のツールなのである。






posted by ソフトウェア工学なんて忘れて at 23:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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